こんにちは。
ハゼの焼き干し、知っていますか?
実は私は数年前まで知りませんでした。
仙台のお雑煮で使われているみたいですが、東京でも高級食材として扱われています。
10匹で4,000円ぐらいする物もあるらしい…
えーっ!? ハゼが10匹でそんなにするの?と思わず声を出してしまいます。
とはいえ、確かにハゼは魚屋さんで売っていないので、釣りをしない人にとってハゼは中々手に入りません。
ましてや、手のかかる焼き干しになっているのなら、ある程度の値段がしてもおかしくないのかもしれません。
珍しい以上に、非常に上品な出汁がでるので、人気も高いとか。
それでは、そのハゼの焼き干しとやらを作ってみよう!
と意気込んで、いつものホームグラウンドへ。
コチラにはしばらく来ていません、だいぶハゼも大きくなっている事でしょう。
ハゼの焼き干しには、20㎝以上のハゼを使うようです。
さすがにまだ、20㎝のハゼが沢山釣れないと思いますが、ある程度の大きさは期待できるのかな…
そんな事を考えながら、釣りの開始です。
軽く雨が降っていますが、いつもの橋の下は快適に釣りが出来ます。
でも…反応がない…
こういう時は粘らずに場所の移動と決めています。
すぐさま、10分ほど車で移動して、先日良型ハゼをたくさん釣れた、羽田空港近くの釣り場へ移動です。
先日は、目の前で良型ハゼが沢山つれたので、良いイメージがあります。
こちらも橋の下の釣り場なので、雨が降っていても快適なはず…
まず、現場についたらルアーマンがいました。
ここはルアー禁止なのになぁ…
目立つところにルアー釣りの禁止の立て看板が出ているので、知らないはずは無い。
まぁ、気にせず沢山釣りましょ、
と気を取り直して水際に近づくと…ツルッと足が滑りました。
雨で足場が濡れて、非常に滑りやすくなっています。
ある程度想定をしていたものの、今日は特別滑りやすい…
ルアーマンに対しての感情はコントロールできても、
滑りやすい足元はコントロールできません。
滑らない安全な所から、竿を出してみたものの、前回のような反応はありません。
ハゼも回って来ていないようです。
うーん…再度移動だ
苦しい決断ですが、ここで迷っていては釣果は上がりません。
こういう時は最初に戻るのが良い!(そこしか戻れるところが無い!)
また、10分程かけて最初の場所に戻って、再度竿を出したら…
ググッといきなり竿がしなりました!
デカい!かな?と思ったら10㎝くらい。
少し残念…でも戻ってきて良かった!!という気持ちの方が大きかったです。
これで調子が出てくるぞ!
と思ったものの、非常に厳しい。
自分の知りうる、この釣り場のあらゆる好ポイントを隈なく攻めるも、
小さいハゼが少し釣れるだけ…時間だけが過ぎていきます。
どうする?やめるかまだやるか?
そんな事を考えなるも、
いや、ツ抜けまで頑張ろう!
つ抜けとは10匹の事を意味します。
10匹釣れたら、焼き干しにしてうどんが作れるかな。
釣り人はよく使う言葉ですが、どうしてそう言うのか知りませんでした。
理由は、1つ、2つと数えて10から「つ」が無くなるから、「ツ抜け」だそうです。
釣り人の一つの目標になりやすい数だから、こういう言葉が付いたのでしょう。
そんなこんなで、何とか「ツ抜け」して自宅へ帰りハゼの焼き干し作りです!
作り方
①ハゼは丁寧にウロコをとり、はらわた、エラをとりキレイに洗う
②焦げないように、グリルで焼く
③数日間、風通しのよい所で乾燥させる
高級食材とは思えない程の簡単な作り方です。
↑一応「ツ抜け」しました
今回は、ハゼが小さいのでグリルで焼くとおそらく網に張り付いて、身がボロボロになるだろうと思い、串刺しにしてトースターで焼いてみました。
1200Wで5分ほど焼いて焦げ目がついたら、300Wで15分くらい様子を見ながら焼いてみました。
そうしたら、何だか焼き干しみたいな物ができました。
あれっ?これ完成じゃない?
こんがり香ばしい香りと、ハゼの上品な香りがしてきます。
あらら、もっと簡単にできちゃった。
よし、これがどれ位美味しいのか、明日うどんを作って確かめてみるぞ!
それでは、また!
↓焼き干しを使った、手打ちうどんの記事です
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