こんにちは。
先日、上野の国立科学博物館で開催されている、
「深海2017~最深研究でせまる”生命”と”地球”~」
へ行って来ました。
「生物発光」や「巨大生物」、「超深海」などに焦点をあて、最新映像や実物とともに紹介するほか、東北地方太平洋地震の実態にせまる「深海と巨大災害」、「深海と資源」などを、映像やCGなどを駆使して紹介しています。
開館30分前に会場につきましたが、もうすでに長い行列ができていました。
暑い中、1時間近く待たされるのは、なかなか大変です。
それだけ、注目されている証拠ですね。
博物館なので生きた深海生物の展示はありませんが、
映像や標本で深海生物について詳しく紹介されているので、
大人も子供も楽しめる内容です。
館内は混雑しているので、全てを完璧に見る事は出来ないかもしれませんが、
携帯電話型の音声ガイドを借りると、非常に理解が深まるのでお勧めです。
それはそれとして、このブログとして注目したいのは、
深海展の売店で販売していた、オオグソクムシせんべいです。
オオグソクムシってご存知ですか?
オオグソクムシ
等脚目スナホリムシ科に属する海生甲殻類の一種。
日本の本州中部以南の水深150-600メートルほどの深海底や、大陸棚に分布しています。
ダンゴムシやフナムシの仲間である等脚類の中では、日本最大種であり体長が10-15㎝に達します。
まぁ、見た目からして「食べてみたい!」とは到底思えませんね。
噂では臭いにおいのする生物だという事を聞いたことがあります。
でも、筋肉部分はエビやカニのような味で、珍味とも言われています。
この煎餅は、静岡県焼津市の漁師の発案により、オオグソクムシの粉末を煎餅に練りこんだ物です。
焼津市出身の私でも初めて聞いた煎餅ですが、
それもそのはず、2015年に発売されたばかりの煎餅なのです。
まぁ、焼津出身者として、釣り人として、これは食べない訳にはいきません。
私は、比較的どんな見た目の物でも、躊躇せずに食べる事ができます。
中国ではカエルを食べ、タイではカブトガニを食べました。
でもね…いざ煎餅の袋を開けようとして、袋に描かれているオオグソクムシの絵をみたら、食べる気が失せました…
でもなんとか、袋を開けた煎餅を取り出すと、煎餅の周りに茶色いツブツブが確認できます。
これが、グソクムシ粉末だな…そう思うとますます食べる気が無くなりますが、そうも言っていられません。
エイッ!と一口食べてみると、第一印象は「味の濃いサラダ煎餅」。
どこか臭いがするような気がしますが、それは気のせい。
塩味が効いていて、美味しいです。
オオグソクムシは、エビとカニの味に近いと言われていますが、この煎餅を食べる限りはあまり甲殻類の香りはしませんでした。
また買って食べたいか?と聞かれれば「No」かもしれませんが、
お土産としては大変面白い煎餅だと思います。
甲殻類には樽香のするシャルドネ!
今回の煎餅と合わせるワインと言う訳ではなく、
一般的に甲殻類には樽の香りが豊かなシャルドネが美味しいと言われています。
なので、もしオオグソクムシを食べる機会があったら、シャルドネを用意してみてください。
それでは、また!!
☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆
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