生しらすとワインはどうなの?生臭くならない楽しみ方
こんにちは!
珍しくスーパーに生しらすがあったので、ワインで合わせてみようと思います。
私は生しらすが取れる地域の出身なので、東京ではめったに生しらすを食べません。
だって高いし、美味しくないし…
でも今回はワインと合わせるという観点で、楽しんでみたいと思います。
生しらすとは?
文字通り生のしらすですが、水揚げした当日しか食べることができない、とても貴重なものです。5月~6月、10月~11月がしらすの旬と言われていますが、当日の水揚げ量によって、生しらすが出るか出ないかはわからないそうです。
そもそも「しらす」とは、アユ、ウナギ、イワシ、ニシンなど色素ない魚の稚魚を指しますが、一般に流通されているものは、カタクチイワシの稚魚です。
美味しいだけではなく、カルシウム、DHA、EPAなど栄養価も豊富で、体に嬉しい食材ですね。
生しらすとワイン…生臭くならないの?
一番気になるところです。
普通に合わせてしまうと、ズバリ生臭くなります!
でもワイン選びと食べ方を少し工夫するだけで、ビックリするほど美味しくなります!
なぜ生臭くなるのか?
1番の原因は「鉄分」
ワインに含まれる鉄分が、魚介類の生臭さを引き出してしまいます。
一般的には赤ワインは鉄分が多いので、鮮魚には合わせにくいです。
やはり白ワインがよいのですが、何でも良い訳ではありません。
「鉄分が少ない白ワイン」とは?
なかなか難しいところです。
ワインのラベルには鉄分含有の表記はありません。
ボルドーやブルゴーニュのようなミネラル質が多い土壌には鉄分が多く、
また古い作り手ほど、生産過程で鉄分が多くなると言われています。
そんな中、日本の甲州ワインは鉄分が少なく、鮮魚と合わせるときによく飲まれるワインです。
この中これ!
魚介類との相性の良さで評判の甲州ワインです。
生しらすの食べ方にも一工夫
生臭さを和らげる要素として油があります。
オリーブオイルなどを入れることによって、生臭さが軽減され、ワインとの相性も良くなります。
今回は、オリーブオイルと白ワインビネガーを1:2でドレッシングのようなタレを作りました。お好みで塩コショウ、オレガノなどをいれます。
味の感想・まとめ!
生しらすはやっぱり、しょうが醤油だなーと最初は思いました。
でも、悪くない…いや美味しい…
だんだんとクセになります。
少し柑橘類の香りがする、軽めの甲州ワインとの相性は抜群で、生臭さを全く感じませんでした。
オリーブオイル×鉄分が少ないワインの組み合わせは、他にも応用ができそうです。
例えば、イクラなどの魚卵なども面白いかもしれません。
今後、色々とチャレンジが出来そうな組み合わせです。
それでは、また!
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