初夏の旬!アユとワインはどうなの?
こんにちは!
梅雨入り間近の不安定な気候の毎日です。
すこし爽やかな気分になりたい…
そこで今日は、旬の魚・鮎でワインを楽しんでみました。
鮎の旬
日本の代表的な魚である鮎の旬は6~8月です。
資源保護のため11~5月は禁漁となっており、獲れるのは6~10月までです。
一般的には、6~8月が一番おいしい時期で、
特に7月の若鮎は骨も柔らかいので人気が高いです。
また、産卵前である9~10月の落ち鮎は、子持ちで美味しいとも言われています。
鮎は「香魚」と言われるように、独特の香りを持っています。
川の水質によって、香が大きく変わると言われています。
淡泊で上品な白身で、火を通してもあまり固くなりません。
ほのかに香るスイカのような香りがまさに「香魚」です。
食べ方はやはり塩焼き!
ワインと合わせる目的だったので、ムニエルも良いかと思いましたが、
上品は味をそのままに楽しむために塩焼きにしました。
鮎といえば串焼き!
家庭用のグリルで焼くため、串を打つ必要はありませんが、
あえて串を売ってみました。
学生時代の居酒屋のアルバイト以来の鮎の串打ちです。
久しぶりの割には、なかなか上手にできました。
塩を振って、あとは焼くだけ。
美味しそうに焼けました!
やはり串打ちが甘かったのか、イマイチ躍動感を感じませんが…
次に用意するのは蓼酢
蓼という植物を吸った液体に塩と酢をまぜた調味料です。
鮎を食べるときぐらいしか登場しない、レア調味料です。
見た目も何か爽やかな感じがします。
そしてワインはソーヴィニヨンブラン!
ホワイトヘイヴン ソーヴィニヨン ブラン (2015) 750ml
ニュージーランドはマルボロ地区の名門が作り出す白ワイン。
ソーヴィニヨンブランの若草のような香りを十分に楽しめるワインです。
清涼感のある香味は夏の味覚となピッタリなので、とくに鮎の塩焼きとの相性は抜群です。
グレープフルーツのような柑橘系の香がするワインなので、鮎にレモンを絞ったような感覚で楽しむことができます。
味の感想・まとめ
比較的固い皮の下の身は、ふわふわと柔らかく上品な肉質でした。
ほのかに香るスイカの香を楽しみつつ、蓼酢を少しつけるとより一層爽やかに楽しめます。
ソーヴィニヨンブランの香と蓼酢の香の相性も良く、淡泊な白身を魅力的な味にしてくれます。
ニュージーランドのワインを飲んでいるのに、なぜか純粋な日本の初夏を堪能している気分になりました。
爽やかで上品、とても満足のいく組み合わせでした。
こんどは落ち鮎を楽しみたいです。
それでは、また!!