こんにちは。
先日、昼ご飯を食べようとしたら、レストランのランチメニューでこんな物を見つけてしまいました。
見逃しそうな事ですが…
…ん?
バサの香草パン粉焼き?サバじゃないの?
「ねぇ、お店の人…書き間違えていますよ! サバじゃなくてバサって書いていますよ!」
と言おうとしましたが、ちょっと待てよ…間違っているのは私かも…
バサという魚がいるのかも…
いずれにしてもこの日は肉を食べたかったので、豚バラ肉のコンフィを頂きました。
マスタードソースのおかげで、脂身も美味しく頂けました。
さて、バサという魚はいるのか…調べてみました。
紛らわしい…本当にいました「バサ」という魚!
メコン川やカンボジアに生息する、ナマズ目の淡水魚。
カンボジア、タイ、ベトナムでは重要な重要な食用魚です。
大きいものは250kgにもなる、巨大魚だそうです。
東南アジアの市場に並ぶ、大きなナマズのような魚がそれにあたるのでしょう。
クセのない白身魚で、フライ、ソテー、煮つけなどで美味しく食べられる魚。
実は、スーパーでもパンガシウスという名前で、良く売られていているとか…
バサにしても、パンガシウスにしても、聞いたことがありません。
では、実際に売られているのか近所の大型スーパーで探してみる事にしました。
休日に子供と一緒に「バサ」探しです。
早速、子供が「あったよー!」という声が!
「ほら!サバ!」
「だから、サバじゃなくてバサ!!バサバサ・・・」
サバは沢山あるのに、バサはありません…
「やっぱりないのかな…」
とあきらめかけた時です…
この白身魚、魚の種類が書いていない…
バサは大きめの白身魚だから、これ怪しいな…
裏返してみると…
あった!バサだ!
子供と一緒に大喜びをしてしまいました。
「バサ」という名前は知名度がないので、あえて表には表記しないのでしょうか?
香草焼きや揚げ物の白身魚はこのような形で「バサ」が使われている用です。
知らず知らず、我々も食べているのかもしれません。
もちろん「バサの香草焼き」を購入(安い!)して、自宅で食べてみます!
フライパンで焼くだけで、簡単に香草焼きができました。便利です。
うーん、良い香り!(バサの香りじゃないけど)
タラのようにホロホロッとほぐれる柔らかい食感、またホッケのようにしっとりとした肉質です。クセのない味で、香草焼きやフライで食べると美味しい魚です。
イギリスのフィッシュアンドチップスで、知らない間にタラの代わりにバサが使われていても気が付かなかった…という話があるのも納得できます。
また安くて美味しいので、アメリカでは国内産のナマズの出荷に影響が出ているとか…
ナマズ目の大型淡水魚と言われると、すこし食べるのに抵抗があるかもしれません。
でも、実際にたべると上品で美味しい白身魚なので、これからますます「バサ」の出現が増えるのかもしれませんね。
ちなみに淡泊な白身魚は、バターやオリーブオイルを聞かせて食べる事が多いので、
ワインを合わせるのでしたら、しっかりしたシャルドネか爽やかなシュナンブランが合わせやすいですね。
身近にいつの間にが食べているかもしれない「バサ」。
ぜひ探して、意識して食べてみて下さい!
それでは、また!!
☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆
↓是非、投票してください!
↓ポチっとして頂けると、励みになります!
ワインランキング
↓いち早く記事をお届け!