こんにちは。
いやいや、びっくりです!100円ショップにもワインが売っているんだもん…
さすがに100円ではなく540円しましたが、10種類ほどあるので選ぶのも楽しい!
チリとスペインのワインが多いようです。
そこで、今日は100円ショップのワインを美味しく飲むにはどうしたらよいか、試してみたいと思います。
購入したのはチリの赤ワイン
「リオ ブエノ カベルネソーヴィニヨン 2015」…良い川ですね。
「VALLE CENTRAL」と明記されています。
北はアコンカグアから南はマウレ川までの南北350㎞の中央渓谷地方のワインの様です。
タンニンはあまり強くなく、ベリーの香りが生き生きしたフレッシュな赤ワインです。
4つの飲み方で比較
このワインを4つの違う飲み方をしてみて、どれが美味しいか試してみたいと思います。
①そのまま
栓を開けてからすぐに、そっとグラスに注ぎます。
②激しくスワリング
グラスに注いだあと、何度もぐるぐると回します。
他のグラスに2,3回移して、空気に触れさせます。
③割りばしを漬ける
噂で香りがついて美味しくなるときいたので、割りばしを10分ほど漬けておきます。
④冷やす
時間がなかったので、保冷剤で冷やしました。5℃以下にしました。
さあ、比べてみましょう!
先入観が無いように、うちの奥さんにも参加してもらいました。
奥さんの一言評価
①「ふーん」
②「あっ、やわらかい!」
③「木臭い…」
④「冷たくて飲みやすい!」
美味しい順番は②→④→①→③でした。
私も同じように感じました。
①と②の違いはやはり面白いです。
口当たりが良くて、香りも強い、そして酸味を柔らかく感じます。
安いワインでもやはり、開けてすぐ飲むよりは、ある程度酸化させた方が良いようです。
③は全くダメ
確かに、樽熟成はしていなくても、ウッドチップを入れて香りを出す作り方があります。でも割りばしだと、樽の香りと言うよりただ割りばしの香りしかしません。
④はワインや季節によって有効
冷やすことによって、香りが少なく感じたり、苦味を感じたりします。
しかしこのワインは冷やすとベリーの香りが強く感じます。
また、渋みが少ないワインなので苦味も出ません。
夏場は冷やして飲む方が美味しいワインです。
今回はチリのカベルネソーヴィニヨンでしたが、違う地域のブドウだとまた美味しい飲み方が違ってきます。
とはいえ、「空気に触れさせる」、「冷やして飲んでみる」の2つが間違いがなさそうです。
さて、おまけでこんな道具を使ってみたいと思います。
クレデュヴァンと言います。
フランス語で「ワインの鍵」という意味です。
先端の金属部分をワインに付けると、ワインが熟成した味になる、不思議な道具なのです。
1秒つけると、1年熟成した味になり、2秒で2年。10秒だと10年熟成した味になると言われています。
仕組みとしては、先端の金属部分をワインにつけると、酸化現象を起こし、香りの要素やタンニン成分に影響を与え、ワインの分子構造に変化を起こすようです。
①にこのクレデュヴァンをつけてみたところ、1・3・5・10・20秒の中で一番おいしく感じたのは3秒でした。
渋みがちょうど良くて、酸味も適度で、香りが一番生き生きしていました。
つまり、このワインは3年熟成するのがベストだという事がわかります。
3秒のクレデュヴァンが、②、③、④の中で一番おいしく感じました。
クレデュヴァンは悪いワインを美味しくする道具ではありませんが、そのワインの一番おいしく熟成した味を知ることができます。
ワインの将来を知ることができる、クレデュヴァン。
使ってみると色々楽しめますよ!
ただ、意外と高価!
クレデュヴァンがなくても、楽しみ方は色々です。
是非、試してみてください!
それではまた!!
☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆
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