こんにちは!
今日は色についてお話してみたいと思います。
洋服の色でバーガンディとかボルドーと表現することがあります。
いったい違いは何でしょうか?
ワインレッドで統一してはダメなのかな?と思いましたが、
バーガンディとかボルドーと言う方が、クールな言い方なのでしょうね。
まず通常のワインの色でまず考えてみましょう。
まずバーガンディ
バーガンディとは、フランス語のブルゴーニュの英語の読み方で、ブルゴーニュワインに由来しています。
ブルゴーニュでは単一品種のワインが多く、そのほどんどがピノ・ノワールかガメイです。
よってバーガンディとはこんな色↓
よく表現されるのが、ルビーレッドです。
ワインの種類にもよりますが、グラスの向こう側が透ける程度の色彩の濃さです。
フルーツで例えるとしたら、チェリーのイメージです。
ブルゴーニュと言ったら、ワインの王様・ロマネコンティです。
ワインラヴァーの憧れ…
何はともあれ、値段が凄い!
ちなみに、ブルゴーニュワインのボトルの形は、なで肩です。
ブルゴーニュ型と言われてもいます。
さて次はボルドー
よってボルドーはこんな色↓
色の表現としては、濃いルビーからガーネットなどと言われます。
色の濃い部分では、グラスの向こう側が見えない程です。
フルーツで例えるならば、ブルーベリーかブラックベリーです。
ボルドーを代表するワインといえば…色々あって難しい。
価格的にいえば、シャトー・ルパンでしょうか。
ロマネコンティ程ではありませんが、こちらの値段も凄い…
ボルドーワインのボトルは、肩があります。
ボルドー型と言われています。
ブルゴーニュに対して、濃くて渋みが強いイメージです。
まとめると
バーガンディが、透明感のある紫色から明るい赤(ルビ―)
ボルドーが濃いめの明るい赤(ルビー)から茶色ががった赤(ガーネット)
といったところでしょうか。
実際、洋服で使われている色の表現ではどうでしょうか?
↑ん?なんか違う。
JIS慣用色名では、ワインレッドとバーガンディ、そしてボルドーを別の色名として設定しています。
ワインレッドが紫色の強い明るめの赤なのに対して、続くバーガンディがワインレッドよりも色調が暗く茶色味が増した色になり、ボルドーが最も茶色味の強い赤となります。
まあ、あくまでイメージなので実際のワインの色と完全に一致している訳ではないようですね。
マフラーでワインレッド・バーガンディ・ボルドーで探してみると…
図の色のワインがあったとすると…
バーガンディはかなりタンニン(渋み)が強そうな色です。
なかなかこの色ではバラのような香りはしてきそうにありません。
でも腐葉土の香りがしてきそうなので、かなり熟成したブルゴーニュでしょうか。
ボルドーも相当渋そうです。
デカンタージュが必要かもしれません…
それぞれブルゴーニュとボルドーから由来しているとは言え、多少実際のワインとは違った表現かもしれません。
茶色の濃さの進行度合いを
ワインレッド→バーガンディ→ボルドー
と表現しているようです。
ではこの先もっと濃い色が流行りだしたら
マルベックのマフラー(黒ワインと言われているブドウ品種)
とか
ネッビオーロのジャケット(非常に色が濃い高級ブドウ品種)
とか表現されるかもしれませんね。
もしくはバーガンディやボルドーの表現も多様化して、
「君のバーガンディのカーディガンは、品格のあるジュヴレ・シャンベルタン だね」
とか
「その帽子は、ボルドーの柔らかい上品な色。まさに シャトー・ペトリュスだ!」
などと表現するようになる…訳ありませんね。
調子にのってすみません。
まとめ!
洋服などで使われるバーガンディとボルドーの色の違いは、
実際のワインの色とは少し違うようです。
JIS慣用色名で定義されているバーガンディとボルドーの色はありますが、
実際に使われている色には大きな違いは無いようです。
イメージによる所が大きいのでしょうね。
それでは、また!!
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