こんにちは。
先日3月5日、韓国のチョン・ウィヨン首席特使が率いる対北朝鮮特使団が、北朝鮮の金正恩労働党委員長と4時間12分間の晩餐の席を共にした…とう報道がありました。
その晩餐の席でワインが振る舞われ、そのワインが少しだけ話題になりました。
ミシェル・ピカール コート・デュ・ニュイ・ヴィラージュ
ミシェル・ピカール
フランス・ブルゴーニュ地方に135haのぶどう園を所有する大手の生産者です。
高級ワインがひしめくブルゴーニュ地方では、規模的にも品質的にも、トップは走り続けています。
ミシェル・ピカールは数多くの畑を所有しているので、手頃なワインから高級ワインまで様々なワインを楽しむ事が出来ます。
残念ながら、今回サーブされたワインは日本では販売されていないようです。
コート・デュ・ニュイ・ヴィラージュ
ブルゴーニュ地方のコート・ドールにあるワイン産地で認められた赤ワインまたは白ワインの事を指します。
今回サーブされたワインは赤ワインなので、ピノノワールというブドウ品種から作られたワインです。
綺麗な深みのあるルビーレッド、花を感じさせる華やかな香り、力強いけどエレガントなワインと言われていいます。
「コート・ドール=黄金の丘」と言われるほど、素晴らしいワインを生産する地区ではありますが、この地区には、グラン・クリュ(特級畑)やプルミエ・クリュ(1級畑)がないため、それほど高価なワインではありません。
ブルゴーニュの中では比較的気軽に飲めるワインなのですが、どうしてこのワインが今回晩餐会でサーブされたのかというと…
なるほど…父である金正日氏が選んだワインとして有名であり、北朝鮮とも縁のあるワインのようですね。
今回のワインは元々のストックからなのか、新たに購入したワインなのかわかりません。
ただ、経済制裁が発動しているなかワインの輸入ももちろん禁止されているはずなのに、このようなワインが振る舞わるのも、いかにも北朝鮮…という所でしょうか。
でも、金正恩氏はボルドー好きだったのでは…?
「一晩で10本飲んだ」北朝鮮のリーダー金正恩はボルドーワイン好き!? – premiumwine
一晩で何本飲もうと関係がありませんが、どんなワインを飲んでいたのかは少し気になります。
そんな中、こんな記事がありました。
世界最大のワイン検索サイト「ワイン・サーチャー」へ、定期的に北朝鮮からのアクセスがあり、ペトリュス、マルゴーを検索されているとか…
北朝鮮ではそんな事が出来るのは、高級官僚か金正恩氏ぐらいでしょう。
フランス・ボルドーのメドック格付け第一級のシャトーマルゴー。
五大シャトーの一つと言われる中の一つで、言わずとしれた高級ワインです。
こちらもボルドーワイン。
高級ワインを調節した、神話のようなワインです。
価格も凄い!
1947年には英国のエリザベス王女とエディンバラ公フィリップの結婚式でもサーブされているワインなのも納得できます。
そうだろうな…とは思いましたが、こんな高価なワインを浴びるように飲んでいる可能性があるわけです…
経済制裁の中、北朝鮮の国民は厳しい生活を強いられているのに、
金正恩氏がこんなワインを飲んでいる事を考えたら…
金正恩氏と韓国の文大統領との会談、そしてトランプ大統領との会談…
今後、歴史的な会談、もしくは晩餐会が行われます。
国のトップの欲望を満たす為に高級ワインを消費するのではなく、
世界の平和を話し合う席に花を添えるように、高級ワイン(高級である必要はありませんが)を使って頂きたいものです。
それでは、また。
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