こんにちは。
ここ数年、夏休みに必ず訪れる川があります。
河口から30㎞程上流の場所なので、清流とまではいきませんが、
人も少なく、きれいで、気軽に川遊びができる場所です。
アブラハヤが沢山いるの場所なので、今年はそのハヤを狙います!
まずは、トラップ作り。
よくある、ペットボトルのトラップを作ろうとしましたが、あいにくペットボトルがありませんでした…(おいおい…準備しておけよ)
なので、タッパーウエアを使ったトラップを作ってみました。
タッパーのフタの部分に四角く穴をあけたら、その四角形の辺に沿って切り込みを3㎝ほど入れます。弁のようにして、内側に向ければ出来上がり!!
あとは、側面に穴をあけてヒモを通しておくと、引き上げに便利です。
車で1時間程、上流へ向かい、いつもの場所へ到着です。
カナカナカナカナ…
ヒグラシが無くのどかな場所です。
ここに来ると、改めて日本の夏って素晴らしいな…と思います。
リゾート地にある西洋的な夏(これもこれで大好きです)ではなく、日本のありふれた夏です。
今年は、台風の影響が残っているのか、水量が多くて、ハヤが目視できません。
エサをセットします。
ガチャポンのカプセルにみそを入れます。
完全にフタを半開きにして、みそが少しずつ出てくるようにします。
カプセルとタッパーの中に入れて、セット完了です。
今日は流れが速いので、重石を入れています。
ハヤがいそうな場所にタッパーを設置します。
ひもを結び付けて、流れないようしておきます。
待っている間は、餌釣りをしようかな。
小麦粉と水、みそを混ぜた、練りエサです。
今日はみそをよく使います。
今頃、実家の母親は味噌のを探しているでしょう…
流れ込みにそっと落とすと、小さいウキがググッと沈み…
ハヤが釣れました!!
ハヤは口が小さくて、餌をつつくようにして食べるので、ウキに反応があっても釣れていない事があります。
ウキの反応を見ながら、ハヤとの駆け引きはなかなか楽しい…
釣りは全般好きですが、やはり延べ竿を使ったウキ釣りが好きです。
ウキを通じて、魚と対話しているような気がするし、なにより童心に帰って夢中になれます。
何匹かハヤを釣っているうちに、30分ほど経ったので、トラップを見にいきました。
おや…トラップの周りに黒い影がいくつかあるぞ…
トラップの中も何か動いている…
うあっ!!
いっぱい入っている!!
ハヤがトラップの中でハゼがパニック状態です。
子供も大興奮です。
でもおそらく、私が一番興奮していたのでしょう…
数えてみると、20匹かかっています。
こんなに、獲れるとは…
正直、ものすごくビックリしました。
トラップと釣りを何度か繰り返して、大漁です。
これ以上、獲っても仕方がないので、今日はここまで。
さて、大漁のハヤはどうしようかな…
ハヤは食べた事が無いけど、昨年はここで釣れたチチブは美味しかったから、臭くはないだろうな…
旨い、マズイと色々な意見がありますが、から揚げなら美味しく食べられそうな気がしました。
アブラハヤと言われるのは、表面が油のようなヌメリがあるからだとか。
塩でもんで、そのヌメリをとり、ウロコとハラワタを取り除きます。
市販の唐揚げ粉を使うと簡単な上、スパイシーなので臭みが無くなります。
丸ごと揚げるので、揚げる時間を少し長めにして、カリカリにしました。
カリカリに上げた、から揚げはやはりビール!
ごめんなさい…今日はワインが用意できなかった…
実家にまでいつも使っているツヴィーゼルのグラスを持ち込んだものの、
釣りだの料理だのでワインが用意できませんでした。
でも、ハヤのから揚げにはビールが一番!
頭の部分が少し苦味があるけど、全体的に淡泊でおいしい。
おそらく生息している地域で臭みの有り無しがあるのでしょう。
地域によっては昔ながらのハヤの料理があるみたいですね。
子供の頃、良く釣っていたハヤを改めて釣ってみて、とても楽しかったです。
食べる事もできたので、来年の夏はまた違う食べ方も考えておこうと思います。
ただ、子供達も大きくなると付き合ってもらえなくなるので、来年あたりが最後かな…
まぁ、一人でも行くけどね。
そんな事を考えながら、実家を後にしました。
それでは、また!!
☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆
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