こんにちは!
本日7月23日はてんぷらの日です。
7月23日が二十四節気の「大暑」あたるので、栄養のある天ぷらを食べて、
夏バテを防ぐという意味で「天ぷらの日」に制定されました。
天ぷらの日、土用の丑の日、8月29日の焼き肉の日が「夏バテ防止三大食べ物記念日」と言われているようです。
一年で一番暑くなる時期に、天ぷらを食べて元気になりましょう!
さて、天ぷらと言えば和食の定番として知られていますが
実は日本古来から食べられている物ではありません。
1558年から始まった南蛮貿易によって、ポルトガルから伝わってきた南蛮料理なのです。
そこから数百年、日本の食文化の中で発展をしてきた食べ物なので、
もちろん和食の定番と言って差し支えありません。
そう考えると、「天ぷらとワインの組み合わせは非常に良い」と考えるのは自然な事です。
天ぷらは野菜や魚介類など、さまざまな食材を使用するので、
食材によってワインを変える楽しみと、
同じ食材でもワインを変える楽しみの両方ができます。
先日、今年初のハゼの天ぷらを作った時は、オーストリアの白ワインを飲みましたが、
もっと香りの強いニュージーランドのソーヴィニヨンブランを飲めば、より夏らしい楽しみ方になります。
ここで簡単に食材別に、合わせるワインを説明してみます。
好みにもよりますが、ワインと合わせる場合は、天つゆよりも塩の方がおすすめです。
①大葉、春菊、タラの芽などの葉物→ソーヴィニヨンブラン(白)
葉物類の野菜は、若草のような香りがするソーヴィニヨンブランがおすすめです。
より爽やかに楽しむのならニューワールドの物を選ぶと良いですね。
②マイタケ、シイタケ、シメジなどのキノコ類→シャルドネ(白)
キノコ類は旨味を強く感じるので、しっかりとした味わいのシャルドネがおすすめです。酸味が少ないシャルドネの方が比較的合わせやすいので、アメリカや南米などの比較的温暖な地域のシャルドネが良いです。
③サツマイモ、カボチャなどホクホク甘い物→リースリング(白)
ホクホクした甘い天ぷらには、やはりフルーティーなリースリング。
ドイツのリースリングなら酸味もあるので、甘くなりすぎずバランスが良く楽しめます。
④キス、アナゴなど白身魚の天ぷら→ソーヴィニヨンブラン、軽めのシャルドネ(白)
淡泊な白身に天ぷらには、柑橘系のニュアンスがあるソーヴィニヨンブランが最高です。レモンを絞ったように楽しめるので、白身の旨味が引き立ちます。
白ワインなら何でも大丈夫ですが、コクあるタイプよりもサッパリしたタイプの方が良いです。
⑤エビ、タコ、イカなど魚介類→シャルドネ(白)、辛口ロゼ
甲殻類は旨味が強くでるので、やはりコクのあるシャルドネか、辛口のロゼが良く合います。なかでも、エビの天ぷらはワールドフェイマスな揚げ物なので、白ワインとの相性は抜群です!!
あまり難しく考えずに、
爽やかな食材→爽やかなワイン
味わいや脂肪分が濃いめ→コクのあるワイン
天ぷらと似た感じのワインを合わせるイメージで良いです。
・・・でもね、
どんな天ぷらでも最高に美味しくするワインが一つあります。
それは、スパークリング!!
特にスペインのカヴァは、
天ぷらの為に生まれて来たのではないかと個人的に思っています!
美味しい組み合わせはあるとしても、それは絶対ではありません。
ご自分の直感にまかせて、合わせてみても面白いと思います。
例えば、ピーマンの天ぷら→カベルネソーヴィニヨン(赤)
カベルネソーヴィニヨンにはピーマンのようなニュアンスがるので、もしかしたら美味しいかもしれません。
ぜひ、いろいろと試してみてください!
それでは、また!!
☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆
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