こんにちは。
今日はワインジャム作りです。
ビックリするくらい長い間、冷蔵庫の中で放置されていた、
ボルドーの赤ワインを使います。
それだけではつまらないので
白ワインジャムも作って、混ぜたらロゼワインジャムになるのかな?
という思い付きで今回も作ります。
ジャムの作り方は前回と同じです。
今回は2種類作るので、分量を半分にしました。
【材料】
・ワイン:100㏄
・砂糖:50g
・ペクチン:10g
赤ワインジャムも白ワインジャムも同じ分量です。
ワインは100㏄と少量なので、飲み残しではなくても良いのでは。
お父さんの飲んでいるワインをこっそり100㏄頂いちゃいましょう!
【作り方】
①ワインを中火で火にかけて、ペクチンをゆっくりと溶かす
②ペクチンが溶けたら、砂糖を投入して強火で沸騰させる
③砂糖が溶けたら、弱火で3分ほどに詰めて出来上がり
赤ワインはメドックの2008年のワイン。
良いワインなのですが、少しだけ残った状態で3週間くらい冷蔵庫に放置されていました。
瓶底にはオリがたまっていて、ジャムにできるのか?というような状態です。
ワインの色もきれいなレンガ色で、熟成香もしっかりとあります。
何だかジャムにするのは非常に忍びない…
おじいちゃんを無理やり走らせるような感覚です。
出来上がり直前の色も実に渋い。
どんな味がするのか楽しみです。
一方白ワインは、同じくボルドーの白ですが2015年のフレッシュなタイプ。
カジュアルに楽しめる白ワインです。
ワインの色も無色透明に近いです。
火にかけると爽やかな香りが立ち上がります。
こちらも出来上がりが楽しみです。
共に完成!
レシピには「3分ほど煮詰める」と書きましたが、
火を止めてから冷めるにつれ、ジャムが固まりだすので、
「少しゆるいかな…」ぐらいで火を止めると丁度良いかもしれません。
さて、赤と白を混ぜてロゼにしようかな…
それぞれをトーストに塗って、トースト上でロゼになるかな、
と思ったら…
「完全に赤ワインだな。」
そうだよ、大着しちゃだめだよ…
ワインはアッサンブラージュが重要なんだから。
【アッサンブラージュとは…】
ブレンドをする意味です。
異なるワインを混ぜる事によって、その年の出来不出来をカバーしたり、味わいを複雑にすることにより、ワイナリーの特徴を表現します。
また、シャンパンのロゼは白のシャンパンに、10~20%赤ワインを加えてきれいなピンク色を作る事が多いです。
さぁ、気を取り直して、白:赤を8:2でアッサンブラージュしてみます。
できました!!
ロゼジャムです!!
味は…そうですね…美味しいです。甘くて。
特にロゼの味という感覚はありませんが、色が良い!
白と赤を別々で食べると、それぞれの特徴はハッキリとしていました。
白はやはり爽やか香りで、フレッシュな印象です。
ヨーグルトと一緒に食べると美味しそうです。
赤はさすがボルドーの熟成されたワインだけに、落ち着いた深みがあります。
すでに渋みはありませんが、「このワインは渋かっただろうなぁ…」と感じます。
クリームチーズとの相性が良さそうです。
白と赤を混ぜた、ロゼはフレッシュ&熟成感で、
おつまみ的に食べても、トーストに塗っても美味しいバランスの良いジャムですね。
まぁ、「バランスの良いジャム」なんて聞いたことはありませんが…
気分に合わせて、白か赤かそれともロゼにしてみるジャム選び。
なかなか新鮮です。
ぜひお試しください。
それでは、また!!
☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆
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