こんにちは。
先日、実家の朝ごはんのトーストの脇に、扇形の白い物が置いてありました。
「朝から、カマンベールチーズか…」
と寝ぼけながらつまんでみると…
あっ!軽い。
落雁(らくがん)だ!
そりゃそうだ、実家でカマンベールチーズなんか出る訳がない…
先日、地元の祭りの後に配られた落雁です。
毎年秋の祭りの後に配られる落雁。
これを食べると風邪を引かない…と毎回母親に言われ、
小さく切って家族全員で頂きます。
久しぶりの落雁…甘い。
でもこの素朴な甘さ、嫌いじゃありません。
お茶の稽古の思い出
でも落雁を食べると、厳しかったお茶の稽古を思い出すので、嬉しくありません。
日本料理店に勤めている時に、休憩時間に強制的にお茶の稽古をさせられていました。
裏千家の有名な先生が直接教えて下さるのですが、これがランチ営業で疲れた体には本当に辛い!
砂糖を沢山使った落雁は、昔はお菓子の中でも高級品なので、薄茶を頂く時によく出されます。
甘い落雁を頂いたあと、お薄を頂くのは何とも言えません。
ただ、そこにたどり着くまでが大変だったので、お茶の稽古にはあまり良い思い出はありません。
私は、おもてなしの心はお茶から学び、日本文化をよく考えるようになったのもお茶がきっかけです。
だから、もっとしっかり習っておけば良かったな…と思います。
秋だなぁ…
落雁の後は柿。
実家の庭で採れた柿です。
私が小さい頃、食べた柿の種を庭に植えたら、芽が出て大きくなった柿の木です。
「桃栗三年、柿八年」と言われるように、本当に種をまいてから8年で実を付けてびっくりした記憶があります。
ただ、種から作った柿は渋柿になるので、そこから接ぎ木をして今のように甘柿になった頃には、私は上京をしていたので、食べる機会があまりありません。
でも今年は一番に食べる事ができました。
甘味は強くありませんが、美味しい柿です。
柿ほど秋を感じる果物はありませんよね。
実家の仕事場の裏の田んぼは稲刈りしていて、本当に秋なんだな…
ワインはこれを飲むか…
実りの秋に飲みたいワインは沢山あります。
その中で最初に飲みたいのはイタリアの新酒です。
ボージョレーヌーボよりひと足早く、10月31日の解禁です。
2018年のブドウで作った、軽やかでフレッシュな新酒は秋の味覚にピッタリです。
ボージョレーヌーボみたいにどこでも買えるワインではないので、今のうちに予約しておきます。
落雁朝食の翌日は、紅白まんじゅうがトーストの脇に!
寝ぼけていても、さすがにこれは間違えません。
これも同じく祭りでもらったまんじゅうです。
やはり、母は「これを食べると風邪を引かない」と言っています…。
落雁も食べたし、紅白まんじゅうも食べたから今年は元気に過ごせそうです。
それでは、また!
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