こんにちは。
前日、我が家にあるワイングラスを片付けました。
何だかんだで、出てきました…全部で数十脚。
持っているだけで、滅多に使わないグラスもあるので、
必要がないように感じてしまいます。
でも、ワインによってグラスを変えると味と香りが全然違うので、
思わずグラスも揃えたくなるものです。
めんどくさくていつも同じグラスばかり使っていますが…
なので、今日はグラスの紹介をする事によって、
今後、私自身もしっかりとグラスを使い分けをしようと思います。
①リーデル ヴィノム ピノ・ノワール
260年以上の歴史を誇る、オーストリアのワイングラスメーカの老舗、リーデルです。
世界で初めてブドウ品種ごとに理想的な形状を開発したグラスメーカーで、
160種類以上のラインナップを誇ります。
「ヴィノム」シリーズは、クリスタルグラスを仕様した高級感が漂うスタイルですが、マシンメイドなのでコストパフォーマンスにすぐれたシリーズです。
こちらのグラスは、赤ワインのピノ・ノワールを楽しむためのグラスです。
高さが238㎜で容量が800mlもあるので、かなり大きなグラスですね。
でも実際は容量の10分の1くらいしか入れなのです…
ピノ・ノワールを使った赤ワインは香りが華やかなので、
その香りをグラスの外に出ないように、大きくそして先端が少し狭くなっています。
このグラスでワインを飲むと、舌先から全体にワインが広がるため、酸味と香りをより華やかに感じる事が出来ます。
ただ、大きくて、ガラスも薄いので、あまり使わないです…
高級なブルゴーニュを飲む事が機会がもし訪れたら…と思って温存していますが、
これからは、もっと積極的に使おうかな。
②リーデル オヴァチュア レッドワイン グラス
こちらもリーデルのグラス。
レッドワインというだけあって、赤ワイン全般を楽しむ事ができるグラスです。
どちらかと言うと、ボルドースタイル(カベルネソーヴィニヨンやメルロー)の赤ワインに適しています。
リーデルの中でも「オヴァチュア」のシリーズは、ビギナー向きのエントリーモデルなので、最初に購入するなら、このシリーズが良いのででは?
赤ワインのタンニンと酸味をバランス良く感じ、香りもしっかりと感じる事が出来ます。
私は軽めの赤からやや重めの赤まで、このグラスで楽しんでいます。
③リーデル オーカベルネ/メルロ
リーデルのオーシリーズは、ワインタンブラーと言われるステムのないタイプです。
収納、洗浄が便利なので私は大好きなシリーズです。
グラスのボディを掴んでも、手の温度はほとんどワインに影響しないので、
これで問題ないと個人的には思います。
ゆるやかなすぼまりの大きなボウルによって、複雑で芳醇な香りを感じやすくなります。また、ワインが舌上で横に広がるため、厚みのあるボディを感じつつ強い渋みをやわらげます。
フルボディに近い赤ワインを飲む時に使うようにしています。
④ツヴィーゼル・クリスタル ヴィーニャ ワイングラス
創業140年のドイツのグラスメーカー、ツヴィーゼル・クリスタルグラス社。
伝統と最新の技術を融合し、革新的なクリスタルグラス製品を作り続けています。
”より丈夫で”、”より洗浄機に強く”、”より美しく輝く”を実現しただけでなく、鉛を一切含まないため、環境に優しいクリスタルとして、エコロジー先進国ドイツでも高い評価を受けています。
"ぶどう畑"の意味を持つ"VINA"ヴィーニャは、多彩で個性豊かなワインに対応できる包容力のあるデザインと目指したいるとか。
このグラスのボウルは比較的小さめなので、フレッシュで香りのよい白ワインなどに最適です。また、繊細な香りの日本ワインの
白や赤ワインにもぴったりです。
ツヴィーゼルのグラスはとにかく丈夫です!
いままで何年も使っていますが、一度も自分で割った事がありません。
その安心感からか、私は普段赤も白も泡も、殆どこのグラスで楽しんでいます。
⑤リーデル オヴァチュア シャンパーニュ ツヴィーゼル & ヴィーニャ フルートシャンパン
両方ともシャンパングラスです。
シャンパングラスと言えば、右側のフルートグラスを想像しますが、
ボウルに膨らみのある左側のシャンパングラスも多くなってきました。
普段飲みのスパークリングは、右側の丈夫なツヴィーゼルのグラスを使っていますが、
シャンパーニュなど、しっかりと香りを楽しみたい泡は、右側のグラスを使います。
ボウルに膨らみがある分、ワインと空気の接触面積や香りをとどめる空間の容積は大きくなり、複雑な香りを感じやすくなります。
⑥リーデル オー コカ・コーラグラス & リーデル オヴァチュア ビール
番外編です。
コカ・コーラ用のグラスとビール用のグラスです。
「コカ・コーラを味わうための究極のグラスを作ってほしい」ザ コカ・コーラ カンパニーから依頼を受けて始まったプロジェクトから生まれたグラスです。
以前コチラで紹介しました。
コカ・コーラ専用のリーデルグラスを使ってみた!!【<リーデル・オー> コカ・コーラ】 - まいにちワイン☆ときどき釣り
泡の量と細かさが全然違います。
これは、持っていて損が無いグラスです。
↓コカ・コーラの刻印も入っています
ビールグラスは、一般的な缶ビールの容量350mlを注ぐと、ビールが一番おいしく飲めると言われている、「泡3:ビール7」の黄金比を楽しめます。
リーデルらしく薄いガラスの飲み口は、すぅーッとスムーズ。
泡も細かくクリーミーなので、いつの間にかグラスが空になります。
いやいや、リーデルグラスの技術はやはり半端ないです。
まとめ
・香りが華やかで酸味のある赤ワイン→口がすぼまった大柄な形状
・渋みがしっかりした赤ワイン→口のすぼまりが緩やかで大柄な形状
・サッパリした白ワイン→口がすぼまって中程度の大きさ
・スパークリングワイン→香りをより楽しむためには少し膨らみのあるフルートグラス
感覚的には、
舌で味わうタイプのワインは大柄グラス(渋めの赤、コクのある白)
喉で味わうタイプのワインは小さめで細長いグラス(泡、サッパリした白・赤)
を選ぶと良いです。
「ワイン選びも難しいのに、グラスまで選ばなきゃならないの?」
と言わずに、この感覚的な所だけを押さえておけば大丈夫です。
ささっ…広げたグラスを早く片付けないと、奥様に怒られちゃう…
それでは、また!
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