こんにちは。
ひな祭りに欠かせない食材と言えば、ハマグリです。
我が家でも先日、お吸い物にして頂きました。
現在、日本のハマグリは、鹿島灘と伊勢湾と瀬戸内海西部の周防灘、そして有明海でしか採ることが出来なくなりました。
ひな祭りの時期になると、スーパーにハマグリが並びますが、
「シナハマグリ」と「ハマグリ」とでは、値段も質も違うので、
良く確認した方が良いです。(ハマグリに似たホンビノスガイも間違いやすい)
「ぐれる」の語源
ハマグリは元々の組合せ以外の貝殻とはぴったりかみ合わないので、「良縁」の意味を込めてひな祭りで食べられるのは良く知られています。
一方「ぐりはま」とはハマグリと逆で、「食い違っている」という意味になります。
「ぐりはま」がなまって「ぐれはま」とも言われ、そこから不良行為の「ぐれる」という言葉が生まれたとか…
ひな祭りでは、ハマグリのお吸い物を頂きましたが、もう少しハマグリを食べたくなりました。
ハマグリの白ワイン蒸し
簡単に、美味しく、ワインい合う料理と言えば、白ワイン蒸しです。
お吸い物には国産ハマグリを使いましたが、今回はシナハマグリを買ってきました。
光沢乏しく、くすんだ灰色の地に胡麻斑が多く出て、殻の両端の伸び具合がほぼ同様ものがシナハマグリ
ウィキペディアより
材料(2人前)
ハマグリ:10個
ニンニク:1片
プチトマト:10個
シイタケ:小4個(本当はマッシュルームが良かった)
三つ葉:適量(バジルが欲しかった)
白ワイン:大さじ4
バター:10g
作り方
①ハマグリを砂抜きします
アサリの時と同様、50度のお湯に入れてこすり合わせて15分程放置すれば、すぐに砂抜きできます。
②フライパンに、スライスしたニンニク、トマト、シイタケ、ハマグリ、白ワインを入れて蓋をして、中火で火にかけます。
③ハマグリが開いたら、火を止めてバターを入れて、塩で味を調整します
④カットした三つ葉を盛り付けて出来上がり
食べてみる!
まずは、汁を一口…
ううっ、旨い!
それもそのはず、旨味が凝縮されているから。
トマト:グルタミン酸
シイタケ:グアニル酸
ハマグリ:グルタミン酸、イノシン酸
それぞれの旨味成分を持っていますが、
グルタミン酸×グラニル酸×イノシン酸の組み合わせは、
飛躍的に旨味が強くなると言われています。
ラーメンのだしで良く言われる「旨味の相乗効果」です。
汁をハマグリの殻ですくって、身と一緒に食べるともう最高です!
プチトマトも旨味の固まりとなって、口の中で弾けます!
魚介の酒蒸しのプチトマト大好き!
ワインはソアーヴェで!
ワインは白ワインなら何でも良いのですが、個人的にはイタリアワイン・ピエロパンのソアーヴェ・クラシコが好きです。
フレッシュで、ミネラル感もあるので魚介類との相性は抜群です。
魚介の旨味が強いので、シャブリなどのシャルドネでも美味しい…
まとめ!
お吸い物ではハマグリの上品は旨味を、ワイン蒸しではハマグリの強い旨味を感じて、改めてハマグリは美味しいなーと思いました。
ピュアな旨味はシンプルな料理で生きてくるので、調理も合わせるワインもシンプルにした方が良いのでは。
我が子には、決して「ぐれはま」にならず素直に大きくなって欲しいものです。
それでは、また!
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