こんにちは。
先日、本屋さんでこんな本を見つけてしまいました!!
「うわっー、なつかしぃー、三平だー!」
日本に一大釣りブームを起こした、釣り漫画の名作!
「釣りキチ三平」のDVD付ブックではないですか!!
秋田の山間の村で祖父と暮らしている三平三平(ミヒラサンペイ)が、さまざまな釣りに挑戦する物語。
秋田の山間部での川釣りだけでなく、湖、海と日本中の釣り場から釣り場へ様々な魚を釣りまくります。それはもう圧倒的な釣果で、見ていて爽快!
また、日本にとどまらずカナダのキングサーモンや、ハワイのブルーマーリンなど海外の巨大魚にも果敢に立ち向かう!しかもいつもの草履履き!
世の中にはこんなに色々な釣りがあるものか!と幼心にワクワクして見ていた記憶があります。
「週刊少年マガジン」で1973年より10年間続き、単行本は全65巻刊行。
TVアニメでは1983年より109話放映されました。
このDVDブックには109話の中から、三平が巨大魚に挑む3話が収録されています。
第30話 三角瀞の主
第36話 古沼の大怪魚
第86話 幻の大魚コクレン
3話も収録されているなんて、とってもお得!!
迷わず購入して早速、家で見てみると…
まず最初に三平の声…悟空だ!ドラゴンボールの!
そう三平の声優はドラゴンボール・孫悟空の野沢雅子さんです。
秋田弁の三平のしゃべり方は、孫悟空そのもの。
画面を見ていなかったら「ドラゴンボール見ているのかな?」と思ってしまいます。
のどかな風景とは対照的に繰り広げられる、三平と巨大魚の激しい戦いは、やはり時代を越えてドキドキします!!
どんな時でも素朴で前向きな三平の生き方に、私みたいなオッサンでも何だか勇気をもらえた気がするんだよな、これが。(笑)
特に印象的だったのは、「古沼の大怪魚」でアリゲーターガーが登場した所。
「頭がワニの魚がいたぞー!」
「なーに、アマゾン川じゃーあるめーし!」
30年以上前の物語なのに、今の日本で問題になっている話題です。
やっぱり凄い漫画だなぁ…
DVD付ブックの本に目を向けると、コチラも濃い内容です。
釣りキチ三平の歴史、アニメ版資料、アニメデーターベースなど盛りだくさんの内容ですが、私が特にここをを奪われたのが、イラスト原画ギャラリーです。
大自然と魚に向かう三平…
単なる日本の美しい水辺の風景だけではなく、魚と勝負する三平の緊張感まで伝わってくるイラスト…思わず見とれてしまします。
それもそのはず、原作者・矢口高雄氏のロングインタビューのなかで…
釣り漫画を描くにあたって、何が一番大切かと言うと、いかに魚が釣れそうなポイントをしっかりと描くってこと。ベテランの釣り師がみたら、このポイントならイワナが何本潜んでいるか?ってのが想像できるくらい、完璧なポイント描写が出来るかが大切なのね。
なるほど、単なる風景のイラストにとどまらない理由はここにあるのでしょう。
「ここには、魚がいそうだ…」と感じる絵、釣り人にとってワクワクするような絵を意識して描いているのですね。
ロングインタビューには、更に三平秘話なるものが沢山収録されているので、見逃せません。
いやぁ、改めて釣りキチ三平を見てみたいなぁ…と思わずにはいられません。
デジタルリマスター版で全109話を2BOXに収録されているなんて!
これ、買っちゃう?
また1983年の最終章をもって本編は終了していますが、再開を望む熱い声に後押しされ2002年に「釣りキチ三平 平成版」として復活します。
いやいや、そうだったのか…これは見ていないぞ…
見るぞ!絶対!
それだけじゃない、実写版もある!
うーん、これもおさえておこう…
これも、見てみたい…
「釣りキチ三平」の物語はまだまだ続きそうです!
それでは、また!!
☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆
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