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外務省が保管するワインについて…【今日は衆議院議員総選挙】

 

こんにちは。

今日は第48回衆議院議員総選挙の投票日です。
台風が接近した荒れた空模様ですが、これから選挙へ行ってきます。

ワインと政治については、以前「ワインと外交」と言う本の紹介で触れました。

mainchiwine.hatenadiary.jp

外交の駆け引きで使われるワイン…
様々な物語があり非常に興味深い話です。
しかし、外務省が購入するワインも我々の税金から使われています。
いったいどれくらい購入してるのかは明らかにされているはずです。

ネット検索の範囲では少し古いですが、平成26年衆議院議員の鈴木貴子氏の質問がありました。

↓下に要約があるので読み飛ばして良いです

平成二十六年二月七日提出
質問第二七号

外務省が保管するワインに関する質問主意書

提出者  鈴木貴子

 




外務省が保管するワインに関する質問主意書


 平成二十三年十二月九日に閣議決定された政府答弁書(内閣衆質一七九第八五号)では、同年十一月三十日の時点で、外務本省用として飯倉別館において約五千本、在外公館においては約四万四千本のワインを保管していることが明らかにされている。また同年度に新たに購入されたワインは、同省本省で二十四本、在外公館用として約二万四千本であり、同期間に廃棄されたワインは、外務本省用ではなく、在外公館用では二本であることが明らかにされている。右を踏まえ、質問する。

一 現時点で外務省が保管しているワインはいくつか明らかにされたい。
二 平成二十四年度、二十五年度において、外務省が新たに購入したワインは、本省、在外公館分それぞれ何本か明らかにされたい。
三 平成二十四年度、二十五年度において、外務省において廃棄されたワインは、本省、在外公館においてそれぞれ何本か明らかにされたい。
四 平成二十四年度、二十五年度において、外務省におけるワインの管理は適切なものであったか。
五 東日本大震災の発生により、我が国に未曾有の被害が生じ、数多くの尊い命が失われ、今尚多くの方々が不便な生活を強いられている。その中、本年四月以降、平成二十六年度より、消費税が現行の五%から八%へと上げられることが決定されている。被災者を含め、幅広い国民の日常生活における負担が増すことが予想される。そのような中、外務省が保管するワインについても、必要最低限の分を保管し、廃棄する分を減らす等、抜本的な見直しが求められると考えるが、安倍晋三内閣の見解を述べられたい。

 右質問する。

ふむふむ…
平成23年に外務省板倉別館に約5,000本、在外公館に約44,000本保管ですか。
多いのか少ないのか一概には言えませんが、趣味で保存している訳ではないので、ストックする必要は無いように感じます。在外公館は220あるので、1外公館につき200本の計算になります。
本数も気になりますが、どんなワインが保管されているかも気になりますね。
外交上、重要な時はしかるべきワインを振る舞うのは納得は行きますが、無駄なストックは納得はいりません。

 

それに対しての答弁…

平成二十六年二月十八日受領
答弁第二七号

  内閣衆質一八六第二七号
  平成二十六年二月十八日


       衆議院議長 伊吹文明 殿

衆議院議員鈴木貴子君提出外務省が保管するワインに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

 




衆議院議員鈴木貴子君提出外務省が保管するワインに関する質問に対する答弁書



一について

 外務省は、本年一月三十一日現在、外務本省用として飯倉別館において約三千本のワインを保管している。また、在外公館においては約三万四千本のワインを保管している。

二について

 平成二十四年度において、外務本省用として三百三十六本、在外公館用として約四万二千本、平成二十五年度のうち本年一月三十一日までの間において、外務本省用として二百五十六本、在外公館用として約三万八千本のワインを購入した。

三について

 平成二十四年度において、外務本省用のワインのうち廃棄したものはなく、在外公館用のワインのうち廃棄したものは八十六本であり、平成二十五年度のうち本年一月三十一日までの間において、外務本省用のワインのうち廃棄したものはなく、在外公館用のワインのうち廃棄したものは六本である。

四及び五について

 外務省が保管するワインについては適切に管理してきており、厳しい財政状況も踏まえて、引き続き適正に対応していく考えである。

平成26年は板倉別館に約3,000本、在外公館に約34,000本保管ですね。
平成24年に外務本省で336本、在外公館で42,000本購入、
平成25年度に外務本省で256本、在外公館で約38,000本購入

平成23年に比べて、保管数が減ったものの正直「そんなに必要?」という気がします。
毎年外務本省で2~300本、在外公館で3~40,000本必要なら、ストックしないでその都度購入した方が、1本単価が高くなったとしても、効率が良くなるはずです。
現に、在外公館で廃棄のワインが年間80本以上出ているように、ワインの保管にはある程度のコストがかかるので、保管数はなるべく少なくした方が良いはずです。

 

 

鈴木氏の質問は続きます

平成二十六年二月二十六日提出
質問第五二号

外務省が保管するワインに関する再質問主意書

提出者  鈴木貴子

 




外務省が保管するワインに関する再質問主意書


 平成二十三年十二月九日に閣議決定された政府答弁書(内閣衆質一七九第八五号)では、同年十一月三十日の時点で、外務本省用として飯倉別館において約五千本、在外公館においては約四万四千本のワインを保管していることが明らかにされている。また同年度に新たに購入されたワインは、同省本省で二十四本、在外公館用として約二万四千本であり、同期間に廃棄されたワインは、外務本省用ではなく、在外公館用では二本であることが明らかにされている。右と「前回答弁書」(内閣衆質一八六第二七号)を踏まえ、再質問する。

一 「前回答弁書」では、現時点で外務省が保管しているワインに関し、本省用として飯倉別館に約三千本、在外公館において約三万四千本と、その本数が明らかにされている。前文で触れた平成二十三年末の時点より、飯倉別館、在外公館においてそれぞれ約二千本、約一万本のワインが削減されているが、このようにワインの本数が削減された理由を明らかにされたい。
二 「前回答弁書」によると、飯倉別館、在外公館用として購入されたワインの本数は、平成二十四年度においてそれぞれ三百三十六本、約四万二千本、二十五年度(本年一月三十一日までの間)において二百五十六本、約三万八千本であったことが明らかにされている。右の購入にかかった金額はいくらか、それぞれ明らかにされたい。
三 二で触れた本数ものワインが飯倉別館、在外公館において必要とされる根拠を示されたい。
四 二の購入されたワインに関し、国産、海外産のものはそれぞれ何本であるか、海外産のものは生産国もあわせて明らかにされたい。
五 「前回答弁書」によると、平成二十四年度は八十六本、二十五年度(本年一月三十一日までの間)には六本、在外公館用のワインが廃棄されていることが明らかにされている。右のワインの破棄がなされた在外公館名とその本数を全て示されたい。
六 五の在外公館においてワインが破棄された理由は何か。
七 五の在外公館においてワインが破棄されるにあたり、決裁書は作成されているか。されているのなら、それに署名をしている者の官職氏名を明らかにされたい。
八 「前回答弁書」では、「外務省が保管するワインについては適切に管理してきており、厳しい財政状況も踏まえて、引き続き適正に対処していく考えである。」との答弁がなされている。以前と比較すれば本数は減ってきているものの、飯倉別館に約三千本、在外公館に約三万四千本ものワインが保管されていることの合理的な理由はないと考えるが、外務省の見解如何。

 右質問する。

 

1、保管数の削減の理由
2、ワインの購入額
3、ワインが必要な理由
4、ワインは国産か外国産か
5~7、ワインが廃棄された内訳
8、ワインの保管の理由

という内容です。

それに対しての答弁

 平成二十六年三月七日受領
答弁第五二号

  内閣衆質一八六第五二号
  平成二十六年三月七日


       衆議院議長 伊吹文明 殿

衆議院議員鈴木貴子君提出外務省が保管するワインに関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。

 




衆議院議員鈴木貴子君提出外務省が保管するワインに関する再質問に対する答弁書



一、三及び八について

 外務本省において諸外国要人の本邦訪問に常に対応できるよう、また、在外公館において要人等を招いた会食やレセプション等の外交活動が柔軟に行えるよう、一定の質及び量のワインを保存することが必要である等の事情があるが、会計検査院の指摘も踏まえ、政府資産のスリム化の観点から、既存の在庫を優先的に使用することにより保管本数の減少に努めてきており、引き続き適正に対応していく考えである。

二について

 平成二十四年度において、外務本省用として購入したワインの総額は百五十六万七千九百七十四円、在外公館用として購入したワインの総額は現時点で確認できる範囲では約六千五百万円であり、平成二十五年度のうち本年一月三十一日までの間において、外務本省用として購入したワインの総額は五十万四千六百三十円、在外公館用として購入したワインの総額は現時点で確認できる範囲では約五千五百万円である。

四について

 ワインの容器の表示等を確認した範囲では、平成二十四年度に外務本省において購入したワインの産地別の本数は、国産が二百二十八本、海外産が百八本であり、海外産は全て原産国がフランスのものである。また、平成二十五年度のうち本年一月三十一日までの間に外務本省において購入したワインの産地別の本数は、国産が二百五十二本、海外産が四本であり、海外産は全て原産国がニュージーランドのものである。在外公館において購入したワインの産地別の本数については、詳細な調査を行う必要があるため、お答えすることは困難である。

五について

 平成二十四年度において廃棄されたワインは、在シアトル日本国総領事館ポートランド出張駐在官事務所において二十本、在レバノン日本国大使館において六十六本である。平成二十五年度のうち本年一月三十一日までの間において廃棄されたワインは、在スーダン日本国大使館において六本である。

六及び七について

 五についてで述べたワインは、当該ワインが保管されている在外公館の所在国の政情不安等の影響で長期にわたり大規模なレセプションの開催が困難となったこと等の事情により使用に適さない状態になったことから、各在外公館においてしかるべく決裁を経た上で廃棄したものである。

1、 外から言われたので削減につとめています…と言うことでしょうか。
2、平成24年度に外務本省で1,567,974円、在外公館で約65,000,000円購入、
  平成25年度に外務本省で504,630円、在外公館で約55,000,000円購入
3、回答なし
4、平成24年度国産が228本、外国産が108本(フランス)
  平成25年度国産が252本、外国産が2本(ニュージーランド
  在外公館はわからない
在シアトル日本国総領事館ポートランド出張駐在官事務所 66本
  在レバノン日本国大使館 66本
  在スーダン日本国大使館 6本
6~7、必要がなくなったので廃棄

 

要約するとこんな感じでしょうか?

 

平成24年は外務本省で336本の156万円だから1本4,642円、
在外公館で42,000本で6500万円だから1本1,547円


平成25年度は外務本省で256本の50万円だから1953円、
在外公館で約38,000本で5500万円だから、1,447円…

そんな安いワイン使ってないでしょ?
家飲みワインじゃあるまいし…

どんな内訳が非常に気になります。

また、在外公館の数字がすべて「約」となっているのが、気になります。
把握できないのですね…


また、一番知りたかった8のワインの保管の理由が回答されていません。
どこかで回答されたのかもしれませんが、どうしたのかな…

 

まとめ

予想はしていましたが、ずさんな管理を感じずにはいられません。
まぁ、道路や建物つくるのと比べると額が小さいので、大きく取り上げられることは無いのでしょうが、しっかりと管理してほしいですね。

 

この質問は、鈴木宗男氏を父に持つ鈴木貴子衆議院議員(当時)によるものです。

今日の選挙、私たちの意思でしっかりと衆議院議員を選びましょう!!

 

それでは、また!

 

 

☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆

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