まいにちワイン☆ときどき釣り

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サヨリが釣れなくてガッカリ…でもサッパを侮ることなかれ!【サッパの香草フライと押し寿司】

 

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こんにちは。

3週連続の東扇島への釣行です。
やはりあのサヨリ釣りの楽しさと、美味しさにハマってしまいました。
でも、今年はおそらくこれが最後のサヨリ釣り。
なぜなら、これでしばらく釣りには行けない上、10月一杯でサヨリのシーズンが終わってしまうからです。

 

俄然、気合が入ります。
夜明け直後に川崎市の東扇島西公園に到着しました。
天気は曇り。風が強いので釣りにくい…
なんだか嫌な予感…

 

でも、いつも嫌な予感から始まっても、結果的に良くなるので地道にスタート! 

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今日は、釣り部の部長S氏も一緒です。


釣れたサヨリをその場でさばいて、刺身で食べよう!

 

と意気込んで、包丁、まな板、皿、醤油、ノンアルコールビールまで準備しました。
せっかく盛り付けるのなら、紙皿じゃ味気ないので、陶器の刺身皿を用意しました。

 

 でもね…

 

1時間たっても、2時間たってもサヨリさんは姿を見せず…
どうやら今日はサヨリは回ってこないようです…残念。

本当に残念!

でも手ぶらに帰るわけには行きません。
急きょ、サビキでサッパを釣ることにしました!!

途中からサッパ釣りに集中して、やや大きめのサッパ50匹だけを持ち帰りました。

サッパはコハダよりサッパリしているから「サッパ」と言われている説もある通り、あまり味に深みがありません。また、すぐに生臭くなります。
今日はこの2点を克服できるような料理を2つ作ります。

 

まずはサッパの下処理です。
その前にサッパは釣れたら直ぐに氷締めにします。
いつまでも常温のバケツに入れておいては美味しく魚も、まずくなってしまいます。

また、下処理中も時間がかかるので、処理待ちの魚は常に氷水に入れておき、処理後の魚はこまめに冷蔵庫へ入れた方が良いです。
サッパごときにそんな手間を…なんて考えては美味しく食べられません。

 

ウロコを丁寧にとり、頭を落とし、肛門から下の腹の部分も大胆に落とします。

blog.livedoor.jp

ここでは3枚にさばいていますが、私は3枚にしないで「開き」にします。
中骨も後で使うので大切にキープです。

 ①サッパの香草フライ


フライにしてしまえば、大体の魚は美味しくなる…と言われていますが、サッパも例外ではありません。でも、ただのフライにしても味気ないので、香草焼き風にしてみます。

香草フライといっても作り方は簡単。
普通のフライの衣に粉チーズとバジル、オレガノ、パセリなどを入れるだけです。

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サッパに小麦ををまぶし、溶き卵をくぐらせたら、衣をつけます。

 

 10㎝程のサッパ10匹くらいなら…

パン粉:大さじ5
粉チーズ:大さじ5
バジル・オレガノ・パせリ:それぞれ小さじ1

以上の衣をつけて下さい。

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好みでスパイスを色々入れても楽しいですね。

後は180℃の油でカラッと揚げたら出来上がり!

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 チーズがタップリの衣なので、ソースをつけなくてもしっかりと味はついています。

 

②サッパの押しずし

サッパと言えば酢漬け。
「ママカリの酢漬け」が有名ですが、酢漬けにするなら寿司の方が個人的にやる気がでます。

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 開いたサッパは全体に塩をまぶして、ボウルなどの斜面のある器に並べます。
この状態で冷蔵庫で1時間置きます。
こうするとサッパから出たドリップが、サッパ自身のに戻る事がないので、臭みが取れます。
キッチンペーパで挟んでも良いとは思いますが、見た目的にこちらの方が、「作ってる!」という感じがして好きです。

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 ↑1時間でこんな感じです。だいぶ、水分が出ました。

水分を捨てたら、酢で塩を洗い流します。

その後、酢と砂糖を1:1の甘酢(塩も少々)に漬けて冷蔵庫で2時間置きます。
同時になるべく薄く切ったレモンを砂糖をまぶして、同じく冷蔵庫へ。

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 押し寿司の型がないので、寒天を作る型を使います。
型の底にサッパの酢漬けを敷いて、そこへレモンの砂糖漬けを載せます。
そこへシャリを1合入れるて平らにして2時間程冷蔵庫へ。
できれば一晩たった方が美味しくなります。

わが家は酢飯をよく食べるので、シャリは寿司酢で作ります。

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型から抜くとこんな感じです。
見た目もなかなか。

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 この見た目では、サッパを外道とは言わせません。
一口大に切り分けると崩れやすいので、1本丸ごと盛り付けた方が見た目が良いです。

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 【番外編】サッパの骨せんべい
サッパの中骨は、トースターで水分を飛ばしてから、揚げ油へ…
カリッとするまで揚げて、塩を振ったら出来上がりです!
サッパの骨せんべいは、サヨリの骨せんべいより美味しかった!!f:id:tsuritsuri:20171003150413j:image 

 

ワインはどうするの?

今回は押し寿司に合わせて、ドイツの甘めのリースリングが欲しい…

 

実際に食べてみる!!

まずは香草フライ。
食べる前から、チーズの香りが食欲をそそります。
サクサクした食感が心地良い…。
サッパの身が薄いので非常にクリスピーなフライです。
肉の味を強く感じないので、香草風味が丁度良いです。
ただのフライだと味気なくなりそうです。

スナック感覚でサクサクと食べられます。

 

続いて、押し寿司。
本当は一晩寝かした方が良いのですが、待ちきれず食べてしまいました。
サッパの酢漬けだけを食べると、処理に少し手間取ったせいか、それとももう少し寝かした方が良かったのかわかりませんが、少し生臭さが残ります。
でも押し寿司として食べると、レモンの砂糖漬けがその生臭さを全く感じさせません。

美味しい!レモンの砂糖漬けがいい仕事をしています。

 

酸味も甘味もちょうど良くて、サッパがとても上品な味に感じます。
見た目も味も外道ではありません!

 

手間をかけた分、しっかりと美味しさが返ってきました。
調理に多少手間はかかりますが、簡単に釣れて、美味しく食べられるサッパ。
これからも、釣れたら美味しく頂きます!!

 

それではまた!!

☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆

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