まいにちワイン☆ときどき釣り

毎日、ワインを飲んで釣りが出来たらよいなぁ…と気の向くままに発信します

今年はイワシが安い!イワシ料理を作るよー【シチリア料理・イワシのベッカフィーコ】

こんにちは!

 

夏に脂がのって美味しくなるイワシ。
かつては大衆魚の代表的な魚でしたが、10年前くらいから不漁により価格が高騰していました。
しかし、ここ数年少しずつ漁獲量が増えはじめ、今年は特に豊漁で価格が下がっています!!

そろそろイワシを釣りに行こうかと思いましたが、安いのでまずは買ってしまいました!

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以前から、イワシを釣ったら必ずやろうとしていた料理があります。それは…

 

イワシのベッカフィーコ!

イタリア・シチリア島の料理で、パン粉をイワシでくるんで焼く料理です。
シチリア島ではイワシが沢山水揚げされるそうで、イワシを使った料理が沢山あります。
でも、パン粉を衣にするのではなく、イワシの内側に入れる所が面白いので、ずっと作ってみたかった料理です。

ベッカフィーコはニワムシクイという鳥の名前で、シチリアの貴族の間で焼いて食べるのが大変人気だった物。それを真似した庶民が、イワシで作った事がこの料理の始まりだそうです。f:id:tsuritsuri:20170726233038j:image

材料:2人前

イワシ:4尾(大きめ)
パン粉:1カップ
レーズン:大さじ1
松の実:大さじ1
白ワイン:大さじ2
ニンニク:1片

イタリアンパセリ:適量
オリーブオイル・塩・胡椒

作り方

①頭・内臓を取り除き、3枚におろして塩コショウをしておく
②フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れ、弱火で火をかける

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③色づいてきたら、パン粉とみじん切りにしたイタリアンパセリ、松の実を入れる
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④パン粉がきつね色になったら、ワインを入れてひと煮立ちさせ、火を止めてレーズンを入れる

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⑤④をイワシでくるみ、爪楊枝で止める

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⑥⑤を耐熱皿に並べ、大さじ1杯のオリーブオイルを回しかける

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⑦200℃のオーブンで10~15分焼いて、出来上がり!!

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グリルした青魚の香りとパン粉の香ばしい香りが漂います!
簡単に作ることができる割には、見た目が良いので、おもてなし料理にはピッタリです!

 

あつあつの内に一つ食べてみます。
イワシの生臭さが一切なく、イワシからでた脂をパン粉が吸っているので、
おいしさを閉じ込めているような料理です。
簡単にできる本格的な味です。

 

 

ワインはどうしよう…酸味が少ない白ワインがよいかな…

シチリアは地中海で一番大きな島です。
温暖なイメージが強いですが、標高が高くて、意外と冷涼な気候帯です。
近年は高品質なワインを作る生産者が増えており、世界的に高評価なワインがぞくぞく誕生しています。

 

相変わらず、思い付きで料理を作ってるので、残念ながらシチリアワインは準備できませんでした。
準備できたのは、ボルドーの白ワイン。ソーヴィニヨンブランとセミヨンのワインです。
まあ、気候帯も近いので合うのかな…とベッカフィーコを一口食べた後、ワインを飲んでみました…

…美味しい!…でも少し生臭いかも。

口に入れた瞬間はサッパリして美味しかったのですが、後味が生臭い…

 

そうだ、生しらすを食べたときの記事に、ボルドーなどのミネラル分の多い土壌のワインは鉄分が多く、生臭くなりやすい…と書いた事を思い出しました。

mainchiwine.hatenadiary.jp

そうか、うっかりしていました。
ミネラル分の少ない、白ワインを選ぶのがベストでした。

 

なので今日はワインはそこそこに、イワシをしっかりと食べました!

 

こんどはシチリアワインを用意して、食べてみようかな…

 

それではまた!!

 

 

☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆

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