まいにちワイン☆ときどき釣り

毎日、ワインを飲んで釣りが出来たらよいなぁ…と気の向くままに発信します

幻のうなぎとワイン【共水うなぎ】

こんにちは。

もうすぐ土用の丑の日です。
今年は、7月25日と8月6日がそれにあたります。

 

夏に売れないうなぎの販売促進のため、旬ではない夏にうなぎを食べる習慣を根付かせたという説が有名です。

 

でもそんな事より、梅雨明けて、暑さが激しくなり、体がバテ気味…そんな時には栄養価の高いうなぎが食べたくなるものです。

 

毎年、我が家には私の実家(静岡)よりうなぎが届きます。
ここ数年、やけに美味しいうなぎが送られてくるなぁ、と思っていたら、
「幻のうなぎ」と言われているうなぎではないですか!!

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plaza.across.or.jp

私の実家のある静岡県中部地区から西部にかけて、以前はうなぎの養殖が盛んでした。
近所にビニールハウスのうなぎの養殖場が沢山ありましが、質の低下と生産コストの上昇により、一気に養殖場が無くなってしまいました。
なので近所の養殖のうなぎにあまり高級感を感じた事はありませんでした。
しかし、ここ数年送られてくる「共水うなぎ」は、私の記憶の中にある、近所の大量に養殖されるうなぎとは一線を画すものでした。

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 何が違うかというと…

・養殖なのに四季によって水温を変え、自然に近い環境で養殖している。
・人間でも食べることができる最高級のスケソウダラの魚粉を餌に使っている。
南アルプスを源流とする、ミネラルが豊富な大井川の伏流水を使用している。
などの生産者の努力により、

天然うなぎにしかない甘味と香りと味を再現することができたと言われています。

 

実際に一般の養殖うなぎとくらべて、水分が少なく脂肪分が多いため、濃厚でコクのある味をハッキリと感じる事ができます。
また、栄養素としてもDHAEPAも通常のうなぎより4~5倍多く含まれているので、美味しいだけでなく、体にもうれしいうなぎなのです。

 

いやぁ、こんなに良いうなぎを無意識で食べていたとは、申し訳ない…

 

ワインと合わせるために何か料理しようと思いましたが、
ここは素材の良さをそのまま生かして、うな丼にしました。

 

ではワインはどうしよう…


ワインじゃなくてもいいんじゃない?

そんな声が聞こえてきそうですが、そこは譲れません。

 

うなぎとワインは本当においしいのですから…
前回うなぎとピノ・ノワールの感動ははっきりと覚えています。

mainchiwine.hatenadiary.jp

こんな本もありますしね…

うなぎにはピノ・ノワールが良いのですが、
脂肪分が多いこのうなぎには、スパイシーなシラーが良いかと思います。

 

      

ルイ・マックス・ローヌ・ルージュ・ドメーヌ・ド・ラ・リール

フランスはローヌの赤ワイン。シラーとグルナッシュという、スパイシーで果実味の強いブドウを使っているので、うなぎの蒲焼との相性は最高です。
シラーかグルナッシュを選べは、まず間違いは無いです。

 

まとめ

やはり共水うなぎは、柔らかくて味が濃いうなぎ。
しかし、上品な旨味のうなぎなので、ワインはヨーロッパのシラーのように優しい味の赤ワインが良いです。
まさか実家の近くに、こんなに頑張っている養殖場があるとは知りませんでした。

また、ぜひ食べたいうなぎでした!!

 

それではまた!!

☆最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます☆

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