こんにちは。
今日の昼間、外回りから戻ってきた後輩が
「魚が入ったペットボトルの出汁の自動販売機がありました!」
と興奮気味に教えてくれました。
「なに?どこ?」
聞いてみると私の帰り道ではありませんか!
早速、行ってみる事にしました。
オシャレな街の中目黒、駅から少し離れた幹線道路沿いに、その自動販売機はありました。
飲料の自動販売機にならんで、「だし道楽」と大きく書いてある自動販売機。
遠くからでもよくわかります。
「間違いない、あれだ!」
話題のイタリアン、気持ちよいカフェ、人気ダンスグループのジムなどが並ぶ中目黒に、堂々と佇む自動販売機。
まずは、買ってみないと始まらない…
「1本700円…意外と高いのね…まぁこの界隈じゃコーヒー1杯の値段か…」
魚丸ごと1尾入っているから…と自分を納得させて購入。
「ドドド、ドン」
ペットボトルのジュースのように、取り出し口から取ろうとすると、
自動販売機の下の部分に、
Do not drink.
This is a vending machine of dashi.
「飲まないでください、だしの自動販売機です」
そうだよな、間違えて外人さんが飲んじゃったら大変だ。
さあ、家について、だしをよーく見てみます。
長崎県近海で漁獲される「とびうお」のことを
この地方では「あご」と呼び、炭火で焼いたものを
最高級のだしとして珍重してきました。
「焼きあご」の上品であっさりとした甘味と旨味をお楽しみください。
なるほどね、高級な物みたい。
もちろん「あご」が美味しい事は知っています。
学生時代、長崎出身の友達にアゴスープを飲ませてもらって、
とても美味しくて感動した記憶があります。
「俺がしゃくれているから、アゴスープ飲ませたの?」
と心の中では思っていても、言えなかった記憶もよみがえりました。
そんな、高級なアゴが入っているとは…
「 本当だ、窮屈そうに入ってる!」
昆布も一緒に入っています。
これは相当良いだしが出ていそうです。
ではアゴちゃんに出てきてもらいましょう!
ペットボトルの中から、無理やり出されたから、少し恥ずかしそう…
でも、オーブンでこんがり焼いて、粉末にすると「ふりかけ」として楽しめるそうです。
うどん、煮物、炊き込みご飯など、いろいろと楽しめそうだけど、
まずはシンプルに食べて見る事にします。
↑アゴダシ温泉たまごとワイン
温泉たまごにかけて食べてみます。
7倍縮尺だから、少しだけで良さそうですね。
お皿にそそぐと「とろっ」ととろみがあります。
温泉たまごにかけて、食べてみます。
「おぉっ、甘い! そうそう上品でコクのある味、これがアゴだしだ」
かなり濃いだしが出ています。
700円でも悪くない!
その昔、アゴが外れるほど美味しいと言われた「アゴだし」、なるほど納得です。
↑濃厚な黄身は特に美味しい!!
これは、いろいろと作りたくなる味です。
とりあえず、豆腐、納豆、お浸しだろうな…
ちなみに、この自動販売機は都内に、あと5箇所ほどあるようです。
アゴだしだけでなく、宗田節が入っただしもあるようです。
だしが濃すぎて、今日はワインについては、お話しませんでした。
それでは、また!
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